令和5年10月24日（火）に東梅久子氏（1981年本校卒　第46期生）を講師にお招きし、令和5年度文化講演会を行いました。　
東梅氏は虎の門病院産婦人科医長を務められ、国境なき医師団としてもご活躍されていました。「花巻北高から国境を越える～産婦人科医としてみたインドネシアの貧困層の性産業従事者」と題し、国境なき医師団としてのインドネシアにおけるご経験を中心にご講演いただきました。
講演後は、国境なき医師団など海外への進出に興味がある生徒との対談にも応じて下さいました。なお、当日は、佐藤良介同窓会長も会場に駆けつけて下さいました。

～生徒感想～
・国境なき医師団の活動を今まで以上に深く知ることができた。世界中の人たちと関わる中での必要な考え方を学んだ。また、性暴力に関して詳しくお話を聞くことが出来て、普段触れづらい内容を聴くことで理解が深まったと感じた。
・国境なき医師団についてのお話を聴いて、誰によっても何によっても干渉されず、政治や宗教に関わらず独立した支援活動を行っているという点に、改めて感動しました。また、ボランティアという一言でくくることができないように思えるほど、危険と向き合いながら、そして命を懸けて命を救っている事実に感銘を受けました。