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花高スペースプロジェクト試験現場見学

花高スペースプロジェクト 試験現場見学(R5.10.09-10実施)

花高スペースプロジェクトの一環で、1,2学年の有志生徒20名が、現在適合試験を受けている本校の衛星「よだか」の関連施設を見学しました。


東京⼤学⼤学院⼯学系研究科
航空宇宙⼯学専攻 中須賀 ・船瀬研究室(本郷)

東京大学では、中須賀 ・船瀬研究室の研究内容を説明していただき、4名の大学院生と交流させていただきました。衛星開発の研究を選んだ理由や、高校時代の過ごし方、勉強方法など、活発に情報交換を行いました。

アークエッジ・スペース(有明)

本校の衛星を開発、 製作してくださっているアークエッジ ・ スペースでは 、 衛星開発の様子やその現場を見学させていただきました 。 衛星 「 よだか 」は 、 福井県で行われている適合試験が予定より長引いており実機を見ることはできませんでしたが 、 その様子を説明していただきました 。

衛星「よだか」

外務省 総合外交政策局 宇宙・海洋安全保障政策室(霞が関)

外務省では、 厳重な警備のもと入館を許可していただきました 。 お互いの取り組みの紹介の後 、 4つのグループに分かれ 、 職員の方から外務省に入った経緯や 、 主な仕事の内容 、 やりがい 、 国際情勢など様々な質問に答えていただきました 。


唯一撮影を許可さ れた 陸奥宗光公像 前で記念撮影

生徒の感想より

・大学院生と交流して思ったことは 、 みんなそれぞれしっかりとした目標があって勉強している事だ 。 また初めから自分と全く違うような人間ではなく 、 とても一生懸命に勉強したり 、効率の良い勉強の仕方を早く確立したりする事ができた人達なのだとわかり 、 少し身近に感じることができた 。
・アークエッジ ・ スペースでは 、 衛星内部を細かく構成することから 、 それを実際に事業として宇宙へ飛ばすということまで行っており 、 最先端の衛星開発のリアルを体験することができるとても貴重な機会だった 。
・外務省の職員の方とお話しして宇宙を平和に利用したい 、 地球のようにはなってほしくないという思いが伝わってきた 。 自分も同じ思いで 、 宇宙に出てまで戦争してほしくないし 、 そうさせないためにどうすればいいか考えたい 。
・出発前に想像していたより遥かに 、 たくさんの学びを得られて 、 人は多くの知識や経験を吸収するとこんなにも満足感が得られるのかな 、 不思議な感覚だな 、 というのが正直な心情です 。
・自ら情報を探し 、 色々なことに挑戦することが大事 。
・積極的に質問し 、 学ぶ姿勢が大切だとわかった 。